公演チラシの裏面/テキスト版 のバックアップ(No.1) |
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■ 演劇工房 じゅ★えん 公演『ケンジ先生』 2005 ■ †わたしにできること―。いまのわたしたちにできること。 演劇を通して、被災地域の子どもたちにほんのひとときでも夢と希望をもってもらえないだろうか。それがこの企画の始まりでした。呼びかけに対して、上越教育大学の学部学生・大学院生・教員、新潟県立看護大学の学生、それに地域の学校関係者や社会人たちが同じ志のもとに集まりました。『ケンジ先生』は、私たちにとって新しい社会参加のかたちです。 それは、演劇という活動を通した 人と人とのふれあい。 メンバーの中には、今回の震災直後にボランティアとして現地に駆けつけた人もいます。募金活動に協力した人もいます。そして今、子どもたちの笑顔を見るために、一緒に稽古に励んでいます。「がんばれ」ではなく、「共にがんばろう」の精神です。演劇の経験なんてまったくないメンバーもいます。でも、熱意だけはプロにもひけをとらないつもりです。 そして、いま、あなたと一緒に。これからずっと、みんなと一緒に。 ■ 応援と励ましのメッセージ ■ †■つらい目にあった人のために、何か自分でできることをして役に立ちたい。それは人間としての、いちばん自然で尊い感情だと思います。その思いを、楽しい演劇というかたちで実現した若い人たちに拍手! 杉みき子(児童文学者・上越市在住)
■大きな地震にあわれたみなさん、本当にこわかったと思います。そのときのことは、もしかしたら忘れられないものになってしまうのかもしれません。でも、人には強い力があります。それは、「人が人を想う気持ち」です。どんなにつらいことがあっても、いつもだれかのことを想っていれば、いつかきっと微笑むことができるのです。笑顔は、恐怖を超えるパワーを持っています。ケンジ先生は、きっとあなたの心に小さいけれどあたたかい灯りをともしてくれるはずです。 加藤昌史(演劇集団キャラメルボックス製作総指揮)
■長岡には、公演やワークショップで何度も伺いました。魚沼には、私の大好きな本職は大工さんの桜井館長率いる小出郷文化会館があります。みんな、演劇でつながっています。演劇は、おなかを満たすことも、身体を温めてあげることもできないけれど、私とあなたがつながっていることを、少しだけ確かめることができる。ぜひ、会場においでください。 RIGHT:平田オリザ(劇作家・演出家、劇団「青年団」主宰) ■中越大地震に続く大雪の中でがんばっている皆さんに贈る心のプレゼントの一つが「ケンジ先生」です。「土と石と山と星が大好きだった」ロボット先生といえば、ミヤザワケンジを思い出しますね。子どもも大人もいっしょに楽しめるように、上越市の劇団「じゅ★えん」の方がいっしょうけんめいに準備した古くて新しい、おもしろいお芝居です。これを見ると、もうすぐそこまであたたかい春が来ているような気持ちになるでしょう。ぜひ、みんなさそいあって、ごらん下さい。 加藤 章(盛岡大学学長・元上越教育大学学長)
■「演劇工房じゅ★えん」は、上越教育大学の学部学生・大学院生・教員の有志メンバーを中心にして自主結成された劇団です。本学の構成員のみならず、新潟県立看護大学の学生さんや一般社会人の方々も参加メンバーに加えながら、演劇の上演を通じて中越地域の子どもたちを激励しようと張り切って活動しています。現地に自ら出向いてボランティア公演を行うメンバーの若い力とみずみずしい感性に対して、学長として心からエールを送ります。 RIGHT:渡邉 隆(上越教育大学学長) ■ スタッフ・キャスト ■ †◎演出・プロデュース★熊澤馨 ◎舞台監督★ボブ(一闡題?) ◎美術★谷賢一 ◎音響★水上真哉 ◎照明★河合祥峰 ◎ケンジ先生★横田聖/近吉孝之 ◎レミ★森美帆 ◎パパ★熊澤馨/堀田雄大 ◎ママ★加藤友紀/山川みちる ◎おばあちゃん★大原絵里子 ◎ソラコ★増子由紀子/波岡祐佳 ◎トシコ★館香菜恵/寺嶋由佳 ◎シラキ社長★芳賀一美/上近江松子 ◎クロサキ★櫻井和幸 ◎アイハラ★古府拓也 ◎コンノ★櫻井慎也/北原剛 ◎ネヅ★菊田潤 ◎タカダさん★?本條治 ■ 連絡・お問い合わせ先 ■ †◆ 代表・座長=横田聖(よこた・さとる) 電話 025-544-2457 携帯 080-5083-8164 ◆ 演劇工房じゅ★えん 事務局 〒943-8512 新潟県上越市山屋敷町1番地 上越教育大学 ?本研究室 電話・FAX 025-521-3318 メール juen@kokemus.com 郵便振替 00500-6-81686 http://www.kokemus.com/juen/ |