blog/2005-01-22/中越現地視察(3) 川口町内探訪 のバックアップ(No.1) |
|
中越現地視察(3) 川口町内探訪 †おひるは、生涯学習センターの館長さんに教えて頂いた「丸十」で食べる。 最初、ずいぶん混み合っていて、信濃川沿いのお店の外で演出会議。 議題は、「パパ」の空手胴着の背中には「ふたりはフリキュア」にあやかって、 「なぎさ命」「ほのか命」と書くのがいいのではないかという高尚な内容。 そのうち、席も空いて、熊さんとジョルジオは「へぎそば」と天ぷら。 若者衆はチャーハンセット。 食事のあと、田麦山小学校に向かう。学校には「がんばろう田麦山」のポスターが貼ってあった。田麦山地区の復興支援応援歌「はるかなるふるさと田麦山」の歌声が心の中でよみがえる。この歌は田麦山小学校の130周年記念の歌として作られたもので、2004年10月24日の文化祭で歌われる予定だった。しかし、文化祭は前日の地震で延期となり、今は「復興応援歌」として広く町民に歌われているという(参考)。 学校の校庭やその付近には応急仮設住宅が並び、ちょうど除雪作業中だった。小学校の正門前には「田麦山ボランティア事務局」も設置されている。道で会ったおばあちゃんに話をきくと、この地区でもこれほど雪が深く積もったのは久しぶりとのこと。子どもたちは屈託のない笑顔で雪掘り遊びに興じていた。 そのあと、川口中学校と川口小学校を回る。川口中学校は、天皇・皇后がお見舞いに来たところ。 高級卓球台がいくつも常設されたギャラリーから体育館を見渡すボブさんの姿が怪しい。 体育館の壁には激励の寄せ書きやポスターがたくさん掲げられていた。4月からは再びまっとうな中学校教員に戻るであろう熊さんは、中学校の敷地内に入るとなぜか言葉少なに……。 一方、川口小学校の方は、児童玄関に「川口小学校は元気です」というポスターが張り出されていた。また、「川口小学校職員・児童一同」の名で、「震災に負けないぞ!川口小スローガン」も掲げられている。「ひとりひとり希望の灯をもやす続けていこう」。 体育館の窓や側壁が大きく壊れたままになっている。深く積もった雪に覆われた校庭は、若者衆(バカ者衆?)にとっては、絶好の雪合戦場となった。飯山線の車両が体育館の脇をゆっくり通過していく。 記事カテゴリー: [活動記録]
|